店先にのぼり旗が立っていると、それだけで目を引きますよね。
看板と違って、のぼり旗は風にたなびく動きもあるので活気も出るのが長所です。
のぼり旗が立ってると「開店してます!」って感じ出るよね~
のぼり旗のデザインって自作できるんですか?
もちろんじゃよ。
今回はのぼり旗の自作のコツや注意点を紹介していくぞい
本記事では、のぼり旗を自作するためのコツや注意点を紹介します。
こうしたものは、一度作って設置してからでないと気づきにくいポイントもあります。
作る前に参考にして、お客様の目を引く効果的なのぼり旗を作成してみてください!
他社ののぼり旗を参考にする
のぼり旗を何もないところから作るのは難しいです。
まずは他社ののぼり旗を調べてみましょう。
Google画像検索で「英語教室 のぼり旗」などのキーワードで検索します。
(「英語教室」の箇所は、あなたの業種を入れてください)
おそらく結構な数が見つかるはずです。
Google画像検索の手順については下記で解説しています↓
似た業種もキーワードになる
似た業種ののぼり旗も参考になります。
例えば、あなたが「英語教室」をされているなら「ピアノ教室」などで検索します。
むしろ、似た業種で検索したほうがオススメとも言えます。
というのも、自分と同じ業種ののぼり旗で検索すると、見つけたもののイメージに引っ張られやすいからです。
自分の業種で検索して、気に入ったのぼり旗を見つけてしまうと、そのイメージが頭にこびりついて自作する際に離れなくなります。
かと言って、そののぼり旗のデザインをそのまま真似ると著作権侵害です。
そうした状況を防ぐためにも、似た業種で検索するのはオススメです。
文字を大きくする
ここからはデザインに関連するコツになります。
まず、遠くからでも読みやすいように文字のサイズは大きくしましょう。
これは基本ですね。
フォントも太いものが良いです。
書体としては細い「明朝体」よりも「ゴシック体」のほうが向いています。
文字数を少なくする
文字数は少なくしましょう。
というのも、文字数が多くなるほど、文字は大きくしづらくなるからです。
実際にのぼり旗を自作してみるとわかりますが、詰め込める文字の量は案外少ないです。
あまり欲張らずに、のぼり旗に載せる文字数は少なくしましょう。
下記は文字数を少なくした例です。
例:「スマートフォン修理受け付けます!」→「スマホ修理」
フォントはお店にあったものを選ぶ
フォント(書体)はお店の雰囲気にあったものを選びましょう。
フォントの雰囲気は重要です。
例えば、子どもを対象にしたお店なら、フォントは角ばったものでなく、丸文字のほうが良いです。
下図は、子供向けの英会話教室ののぼり旗のサンプルです。
右側の丸文字のほうが子ども向けらしい雰囲気が出ています。
お店にあったフォントを選ぶと、お店に対して歓迎感が生まれます。
お店に入ってみたくなるわけです。
元からパソコンに入っているフォントだけだと、表現の幅が狭くなります。
ネットには無料で手に入れられるフォントもありますので探してみると良いでしょう↓
フォントを読みやすいものにする
いくらフォントは雰囲気が大切と言っても、読みづらいフォントは避けましょう。
線の細いフォントや、特殊なフォントは避けたほうがよいです。
下図はダメなサンプルです。
上図の左側のデザインは文字が細すぎます。
右側はクレヨン風のフォントです。子ども向けのフォントではありますが、のぼり旗としては読みづらいので使えません。
配色に注意すべし
色にはその色が持つイメージというものがあります。
例えば「エコロジー」という単語から、あなたは何色を思い浮かべるでしょうか?
おそらく緑色だと思います。
お店の雰囲気にあった配色というものがあるのです。
反面、のぼり旗は目立たせたいので兼ね合いが難しいのですが、あまりにもイメージと、かけ離れた配色にならないように注意しましょう。
下図は「なべ料理」ののぼりのサンプルです。
どちらのほうが適切な配色かわかるでしょうか。
左側の配色だと寒そうなイメージになり、歓迎されません。
右側の配色のほうが適切です。
背景に溶け込ませない
のぼり旗を立てる場所の背景も考慮しましょう。
通行人から見て、のぼり旗の後ろの背景がビルなのか植木なのかで変わってきます。
例えば、ビルの壁面に沿ってのぼり旗を立てるとします。
その際、ビルの壁が白色系だと、白地ののぼり旗は溶け込んでしまいます。
逆に、背の高い植木の前にのぼり旗を立てるなら、緑色ののぼり旗だと植木に溶け込んで目立ちづらくなります。
これはいざ立ててみたときに気がつきやすい点です。
のぼり旗を自作する際は、実際に立てる場所をイメージしながら制作しましょう。
まとめ
本記事ではのぼり旗を自作するためのコツを紹介しました。
まとめると下記のとおりです。
- 他社ののぼり旗を参考にする
- 文字を大きくする
- 文字数を少なくする
- フォントはお店にあったものを選ぶ
- フォントを読みやすいものにする
- 配色に注意すべし
- 背景に溶け込ませない
「たかがのぼり旗」と安易に作ってしまうと目立たないものになってしまいます。
せっかく制作費用をかけて立てるのに、それだとあまりにもったいない。
本記事のコツを参考に、あなたが自作したのぼり旗でお客様をどんどん呼び込みましょう!