「キャッチコピーを作るための、具体的なとっかかりがほしい・・・」
そんな風に悩んでいませんか?
良いキャッチコピーには、いくつかのコツがあります。
本記事では、キャッチコピー初心者のために、すぐに使えるキャッチコピーのテクニックを紹介します。
キャッチコピーについて初心者の方なら、すぐに当てはめられるものがいくつもあるはずです。
思わず読ませるキャッチコピーに変えてしまいましょう!
数字は具体的に
数字を入れる場合は、具体的な数字を入れましょう。
下記は例です。
×約93%の人がリピートしている商品です
〇92.8%の人がリピートしている商品です
「約」や「おおよそ」で数字をまとめてしまうと、リアル感が損なわれてしまいます。
小数点以下の細かい数字まで入れたほうが、リアルの数字らしさをお客様に伝えられます。
数字に置き換える
もう1つ数字に関連したコツです。
具体性を出すために、表現を数字に置き換えるテクニックです。
×あっという間に作れる朝食
〇3分で作れる朝食
どちらも短い時間で調理できることを強調しています。
しかし、前者は「あっという間に」という表現で、これではボンヤリしたイメージになります。
「あっという間に」と言っても人それぞれですよね?
そこで「3分」と具体的な時間に置き換える。
そうすれば、読み手は頭にはっきりとイメージを浮かべられます。
美味しそうな音を入れる
これは食べ物関連で有効なテクニックです。
その食べ物が発する美味しそうな音を入れるのです。
〇ホクホク牛肉コロッケ
〇ゴクゴク美味しく飲める青汁
音を入れると、読み手の頭のなかに具体的なイメージが湧きます。
五感を刺激して、商品を魅力的に見せる効果があります。
危機感を煽る
続いて、危機感を煽るテクニックです。
〇5才からの学習で英語能力は決まる
〇20代の頃に読んでおけばよかった本
誰しも損をしたくはありません。
そうした人間の本能的な心理を付くテクニックです。
注意点
表現をやりすぎるとうさんくさくなるので気をつけてください。
このテクニックは読み手の不安感を煽るので、下手をすれば不快な印象を与えかねません。
例えば、下記です。
これだと、もはや詐欺や脅しになってしまいます。
お店の印象や方向性に合わないと思ったら、他のコツにすると良いでしょう。
疑問を投げかける
疑問を投げかけるテクニックです。
これもよく使われます。
〇どうしてあなたは痩せられないのか?
〇なぜ〇〇(店名)整体は、ボキボキ痛くないのに効果があるのか?
疑問形にすることで、人間は本能的に答えを知りたくなります。
友達にクイズやなぞなぞを出されて、答えがわからなかったとき。
「早く答えを教えてよ!」
そういう気持ちになりませんか?
人間は答えを知らないと気になるものなのです。
テレビのクイズ番組でよく見かける「答えはCMの後すぐ!」という常套句。
あれも、この心理を狙ったものです。
理想の自分をイメージさせる
理想の自分をイメージさせて、それを実現させたいと思わせるテクニックです。
〇肩コリが消えたら仕事が楽しくなった!
これはうまくハマると非常に強力なテクニックです。
悩みを解決した自分をイメージさせて、「自分もそうなりたい!」と購買意欲を掻き立てています。
例えば、テレビ通販を思い浮かべてください。
商品紹介の際に、その商品を使っている一般人のVTRを流しますよね?
彼らは、少し大げさな演技でこう言うわけです。
「◯◯◯(商品名)を使ったら、肩コリがすっかり無くなったんだよ!」
悩みが解消した様子を見せて、お客様が得られる理想の自分をイメージさせているのです。
なお、チラシの場合だと当然、映像は載せられませんので、笑顔のイラストや写真などを載せてイメージを補完すると良いでしょう。
安心感を与える
新規のお客様は、初めてのお店に訪れる際に、不安を抱えています。
そうした方に安心して来店してもらうためのテクニックです。
〇初めての方も大丈夫!住宅ローン相談
〇超初心者にオススメ!パソコン基礎講座
どちらも「初めての方」や「初心者」と具体的に対象を絞っています。
これにより、安心感を強烈にアピールしています。
注意点として、初心者向けの具体的な施策も記す必要があります。
例えば「ご相談は何回でも無料!」「どんな質問も笑顔でお答えします!」など。
そうしないと「初心者を対象にしている」というキャッチコピーも、取ってつけたものにしかなりません。
お客様に語らせる
今回はもう1つ別のパターンを紹介します。
〇勉強が苦手なボクにもできた!
先ほどと違うのは、お客様自身の言葉で語っている点です。
ふとつぶやいたような、自然に出てくる言葉で表現できれば、お客様の心をよりキャッチできるでしょう。
まとめ
本記事では、キャッチコピー初心者のために、すぐに使えるキャッチコピーのテクニックを紹介しました。
まとめると下記のとおりです。
- 数字は具体的に
- 数字に置き換える
- 美味しそうな音を入れる
- 危機感を煽る
- 疑問を投げかける
- 理想の自分をイメージさせる
- 安心感を与える
なお、上記の7つには、次の3ついずれかの要素が含まれています。
この3つの要素は、チラシ作りの基本原則でもあり、非常に重要です。
詳しくは下記の記事で解説していますので、参考にしてみてください。