写真があるチラシは目を惹きますよね。
ただし、必ずしも写真素材が必要でない場合もあります。
なんでもかんでも、ただ写真を載せればよいわけではないのです。
へぇ~、そうなんですか。
ボク、写真撮影が苦手なんで助かりますね。
博士、どんな業種で写真は必要なの?
うむ。では今回は、写真が必要な業種とそうでない業種について話していくぞい。
本記事ではチラシに載せる写真が必要な業種、不要な業種を紹介します。
業種だけでなく、なぜ載せるのか、または、なぜ載せなくていいのか。
それぞれの考え方を参考にしてみてください。
写真を載せたほうがいい業種は?
まず「飲食店」や「ペット販売店」などは、写真を載せたほうが良いです。
なぜなら、文章で説明するよりも写真のほうが伝わりやすいからです。
例えば、ステーキ店が料理を文章で説明するとします。
「ジュワ~ッと肉汁たっぷりのステーキです!鉄板の上に熱々の・・・」
まあこれも悪くは無いのですが。
でも、それよりも写真を載せたほうが一瞬で伝わりますよね?
食欲もそそるのではないでしょうか。
写真を載せなくても良い業種は?
例えば「家庭向けの太陽光発電」を販売するチラシ。
この場合、屋根に取り付けた機器の写真をチラシに大きく載せるのはNGです。
なぜなら、お客様はソーラーシステムの機器自体が欲しいわけではないからです。
太陽光発電にすることで「何が得られるのか」。
それをチラシで示します。
例えば、次のキャッチコピーです。
チラシの用紙面積は限られています。
商品写真で大きく面積をとるぐらいなら、他の情報を載せられないか検討してみましょう。
別の具体例
美容院のチラシを思い浮かべてみてください。
カットした後の女性モデルの写真を載せていることがほとんどですよね?
「こんな風にあなたも変われますよ」と結果を見せているわけです。
それに対して、床屋の場合。
チラシにはモデル写真が載っていないことも珍しくありません。
料金や地図などの情報だけで済ませることも多いです。
このように、同じ髪をカットする業種でも、お客様が求める価値によって写真の必要性が変わってきます。
イラストのほうが良い業種もある
見た目で不快感を持たせてしまう恐れのある業種は、イラストのほうが良いです。
例えば、シロアリ駆除やケガの患部治療の場合。
それぞれ、実物写真だと生々しすぎて、読み手に嫌悪感を持たれかねません。
そのような場合は、下図のようにイラストに置き換えることも検討しましょう。
質の良い写真をどうやって用意するか?
写真のクオリティは大切です。
写真の見栄えが、そのままお店のイメージにつながるためです。
写真が必要な業種で、撮影が苦手な人は写真の素材サイトで素材を入手しましょう。
無料の写真素材サイトについては、下記のリンクで解説しています。
まとめ
本記事ではチラシに載せる写真が必要な業種、不要な業種と、その考え方を紹介しました。
売りたい商品によって、写真の必要性は違ってきます。
あなたが売りたい商品の価値はなんなのか?
それを考慮して、より良いチラシに仕上げてみてください。