お店によってはチラシを手書きで作っています。
手書きのチラシにしたら、売り上げが伸びたというお店もあります。

私もチラシを手書きで作ったことあるよ~。
なかなかの評判だったね

へぇ、じゃあ僕の店でも手書きのチラシをやってみようかな?

いや、必ずしも手書きのチラシが良いというわけでもないんじゃよ。
合う合わないがあるので気をつけるんじゃ
本記事では手書きチラシの長所と短所について解説していきます。
手書きチラシを作り始める前に、あなたのお店が手書きチラシに適しているかどうか確認してみてください。
手書きのチラシのメリット
まず手書きのチラシのメリットについて紹介していきます。
目立つ
突然ですが。
日常の風景の中、違和感のあるものがふと目に入ると、
「ん?・・・んんん???」
なんだこれは??
そう思って二度見してしまった。
そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。
「んん!?」
手書きチラシというのもまさにその効果があります。
他のチラシよりも異質なので「目立つ」のです。
この「目立つ」というのは、チラシで集客する際の1つ目の行動に必要な要素です。
「目立つ」という意味
なお、この「目立つ」という意味には注意です。
これは逆に考えると「他に手書きのチラシが少ないから」ということが言えます。
手書きチラシの数が少ないからこそ「目立つ」わけです。
【↑他と違うから目立つ】
もしも他店も手書きチラシだらけだったとしたら?
手書きにしただけでは目立たなくなってしまいます。
そうした場合は手書きの他に目立たせる工夫や差別化が必要になるでしょう。
例えば、他社とはフォントを変えるなどして違いを作ります。
親しみやすい
手書きチラシには「親しみやすい」雰囲気があります。
営業臭さが薄れて、お客様のお店に対する心理的抵抗を和らげます。
初めて訪れるお店というのは、多少の不安や警戒心があるもの。
親しみやすいチラシにすることで、「なんだか入りづらいお店」から「ちょっと入ってみたいお店」に変わるわけです。
「手作り」の好感
世の中にはいろんなジャンルで「手作り◯◯」という商品が売られています。
例えば「手作りハンバーグ」「手作りバッグ」などです。
このように「手作り」という言葉がつくと、なんだか良い印象がありませんか?
これは「手作り」という単語から「手間暇かけて作ってくれているんだな」というイメージを持つからです。
手書きのチラシにもその効果があります。
手書きチラシは見た目でそのまま手作り感があるので、お店への好感をもたらします。
「頑張ってチラシを書いてくれたんだな」という好印象を生むのです。
手書きのデメリット
ここまで手書きチラシの良い面を書いてきました。
しかし、下記のようなデメリットもあります。
センスが必要
手書きだとパソコンで作る以上にセンスが必要です。
手書きは自由度が高いので全体のバランスを取るのが難しく、さらには修正するのも大変です。
「全然うまくできない・・・」
「ヘタな手書きチラシでも味があって良い」という意見もあります。
しかし、それはお店によりけりです。
例えば、高級志向のお店の場合と、庶民的なお店では要求されるクオリティが違ってきます。
これは「手書きチラシ」に限りませんが、チラシというのは紙面の雰囲気がお店と合っているかが大切です。
手間がかかる
手書きする分だけ当然、手間がかかります。
パソコンの操作に慣れている人なら、パソコンで作ったほうが速く作れるでしょう。
ミスした時も、パソコンなら[戻る]ボタンを押せば簡単に元に戻せますが、手書きだと文章ひとかたまりを全部書き直すこともあります。
字のキレイさが必要
最低限の字のキレイさが必要です。
プロ並みの字である必要はありませんが、あまりに字が汚いと読めなくなります。
また、読めるレベルであっても、チラシで訴えたい内容によっては字が汚いと信頼感が損なわれます。
【↓信頼感が得られない例】
手書きチラシに合うお店かどうか
途中でも何度か言いましたが、大切なのはお店の雰囲気に合っているかどうかです。
例えば、高級外車や高級マンションを販売するチラシ。
それらが手書きだとおかしいですよね。
【↓内容と書体が合っていない例】
さらに手書きには「安い」というイメージもあります。
ですので、そうした高級商品には手書きチラシだとミスマッチです。
ちなみに上記の手書き文字の画像は、地元商店街のイベント企画などであればOKでしょう。
まとめ
本記事では手書きチラシの長所と短所を紹介しました。
ここまでをまとめると、長所は「目立つ」「親しみやすい」「手作りの好感」。
短所は「センスが必要」「手間がかかる」「字のキレイさが必要」です
手書きチラシについては、下記のページで作り方を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。