プロのデザイナーではないけど、会社の中でチラシやポスターなどの制作物を任されている・・・
そういう方も多いのではないでしょうか。
あー、それボクですね。
上司に「君、ステキな文書作るねぇ」と言われ、気づいたら制作担当に・・・
あるある。他のを見よう見まねでやるしかないよね~
実はチラシやポスターを上手に見せるコツがあるんじゃよ。
コツさえ知れば、センスの良い印刷物がすぐに作れるぞい
本サイトでも様々なコツを紹介していますが、手っ取り早く知識を得るには書籍が非常に有効です。
デザインのコツや知識を順序立てて、要領よく身につけられます。
しかし、デザインに関する書籍はプロ向けに書かれたものが多いのも事実。
しかもそういった書籍は、デザイン専門のソフトである「Photoshop」や「Illustrator」などを念頭に書かれているものも多いため、読んでも難解だったりします。
そこで本記事では、デザイナーではない方でも大丈夫なデザインセンスがすぐに良くなる書籍を紹介します。
やってはいけないデザイン
あなたがWordで制作物を作っているなら、これはとてもオススメの本。
素人っぽいデザインをセンスよく見せるための実践的なテクニックが満載です。
しかもどれも簡単かつ明快。だから「なんだか自分でもやれてしまいそうだ!」と思える。
著者はノンデザイナー向けの講習を何度も開いているそうで、だから的確な改善案ができるのでしょう。
私、本サイトの管理人も、この本にもっと早く出会っていれば、制作物のこれまでの苦労はきっと格段に減っていたはずのオススメ本です。
基本はかんたんレイアウト
これ以降の書籍は「デザインの基礎を学ぶ」本となります。
そして、この書籍「基本はかんたんレイアウト」は、ノンデザイナーが初めてきちんとデザインを学ぶのに適した本です。
この本が提唱しているのは「3つのテイスト」と「5つのエレメンツ」。
デザインの要素をこれだけに絞って解説しているので、 印刷物を見て何に注目すればよいのかがとてもわかりやすいです。
書籍としてはそこそこの情報量がありますが、この本を読めば、普段目にするデザインが、なぜそうなっているかの理由が見えてくるでしょう。
なるほどデザイン
もう少しやさしくデザインを学びたいのであれば、こちらの「なるほどデザイン」がおすすめ。
さきほどの「基本はかんたんレイアウト」は理屈で説明しているのに対し、こちらは少し感性に寄っている印象があります。
その分、サクサク読み進めやすいので、デザインを学ぶ入り口としておすすめです。
入り口と言っても内容は濃いので、基礎を学ぶとしても十分です。
クイズで学ぶデザイン・レイアウトの基本
この本は表紙にあるとおりの内容で、出題形式でデザインの良し悪しを解説した本です。
問題・解答形式になっているので単純明快。
読み終えるとデザインをなんとなくわかったような自信がつく本です。
これはデザインの学習で2冊目以降にオススメします。 いわゆる問題集のような位置づけです。
デザインの基礎を先述の2冊のいずれかで学んだ後に読むと良いでしょう。
なお、この本は好評だったのか、シリーズ2冊目の「もっとクイズで学ぶデザイン・レイアウトの基本 」も出版されています。
まとめ
これらの他にもデザインの本はいろいろあります。
実は他にも内容の良い本はあるのですが、今回は自分が読んでもっとも役に立った本だけを選びました。
デザイン本のなかには、制作物のイメージごとに解説したものが多くあります。
例えば、「スタイリッシュにするには?」「クールな雰囲気にするには?」「男らしさを出すには?」などです。
そういった視点も勉強にはなりますが、先にデザイン全体の基本を学んだ後のほうが理解が進みます。
まずは、先に紹介した「基本はかんたんレイアウト」か「なるほどデザイン」などで、デザインの基礎を学んでからにしましょう。
また、あなたがWordなどのオフィスソフトを使っており、さらには「理屈や知識は抜きにして、とにかく現場ですぐに使いたい!」というのであれば、「やってはいけないデザイン」がオススメです。
ぜひセンスを磨いて、素敵なチラシやポスターなどを作ってみてくださいね!