Wordのチラシ制作において、画像の挿入に関する手順を説明します。

画像は訴求力がある。
だからチラシで上手に使うととても効果的じゃよ

確かに目立つよね~

情報量も多いですよね。
百聞は一見に如かずです
本記事でいう「画像」とは、写真の他にイラストも含みます。
それでは、画像について見ていきましょう。
画像をどうやって用意するか
画像は使うと効果的ではありますが、ただ単に文字を入力するのと違い、画像を用意するという作業が別に必要になってきます。
画像を用意する作業は、大きく分けると次の3種類があります。
- 店内などで自分で撮影する
- プロが撮影したイメージ写真を使う
- 挿し絵(イラスト)を用意する
この他にも「お店や会社のロゴ画像」などがありますが、それはすでに手元にあるとして、ここでは省きます。
上記の3つについて、入手方法や注意点を説明していきます。
店内などで自分で撮影する写真
自分で撮影する写真としては、次のものがあります。
- 「利用者の声」に使うお客さんの顔写真
- スタッフの顔写真
- お店の内装・外観の写真
- 商品の写真
撮影は、一眼レフなどの高性能なカメラでなくてもかまいません。
スマホで撮影した画像であっても、チラシの紙面によほど大きく配置するのでない限りは大丈夫でしょう。
ただし、最低限の撮影はうまくできていないと、意図が伝わらなかったり、最悪、イメージダウンにもなりかねないので注意してください。
イメージ写真
プロがモデルを撮影するなどしたイメージ写真です。
業種によっては、こうしたイメージ写真を使ったほうが効果的な場合もあります。
必要なら、イメージ写真を提供している画像サイトがありますので、そこから手に入れられます。
無料のサイトにも、かなりクオリティの高い画像はあります。
例えば、本サイトのサンプルチラシで使用している画像も、無料の素材サイト(写真AC)で手に入れたものです。
挿絵(イラスト)
イラストを入れる目的としては、次のものがあります。
- ひと目で何の情報かわかりやすくする
- チラシの雰囲気作りに使う
- 害虫や病気の患部など、写真ではリアルすぎるものをイラストで載せる
イラストの場合も入手できる素材サイトがいくつかあります。
それらで好みの画像を手に入れてみてください。

博士!
教えてもらったサイトで画像を用意できたよ!

うむ。それでは画像の挿入手順を紹介していくぞ

はい、よろしくお願いします
画像を挿入する
画像を挿入する手順は次のとおりです。
1.どこでもよいので用紙内の何もないところでクリックして、文字カーソルを用紙内に移動しておきます。
※ 画像は、用紙内に一旦挿入してから、あとで移動します。
2.メニューバーの[挿入]→[画像](または[図]) と順にたどってクリックします。
3.画像が保存されている場所(下図では[ピクチャ])を開いた後、目的の画像を挿入します。
4.文字カーソルのあった位置に、画像が挿入されます。
ただし、このままでは画像を自由に移動できませんので、次の手順も続けて行います。
5.挿入した画像を選択したまま、[書式]→[文字列の折り返し]→[前面]とたどってクリックします。
[前面]以外の項目について
チラシ制作の場合、[文字列の折り返し]の項目のうち、[前面]以外を選ぶことはほぼありません。
6.画像が手前に表示されます。
これで画像を好きな場所に動かせるようになりました。

博士、この生徒の写真、人物の周りの空間が無駄に大きいと思うのですが・・・

うむ。そういった無駄な空間があるなら端から削るとよいぞ。
Wordの機能で削れるので次に紹介しよう

へぇ~。Wordでもちょっとした画像編集ができるんだね
画像の端を削るには
Wordで挿入した画像を、端から削って不要な部分を削る手順です。
1.削りたい画像をクリックして選択しておきます。
2.メニューの[書式]→[トリミング]とたどってクリックします。
3.画像のフチに黒い太線が表示されます。
削りたい箇所の黒い太線(下図では左上隅)を、内側に向かってドラッグします。
4.暗くなった領域が削られる箇所です。
同様に他の箇所も必要であれば削りましょう。
5.削った後、確定するには画像の外をクリックします。
6.画像が削られてスッキリしました。
あとは画像を適切な場所へ移動し、サイズを調整して整えてください。

ふぅ~! これでチラシ制作に必要なWordの機能をぜんぶ紹介し終わったんだね!

うむ!ここまでに紹介した操作を使ってチラシを完成させるんじゃ。

次はチラシが完成した後の手順ですね
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